気象メモ 〜愛媛の天気とことわざ〜

気象予測の進歩はめざましく便利になりましたが、気まぐれな「
空の気分」を読むことの楽しさを忘れていませんか。感性豊かな先人の知恵である「天気のことわざ」を気象メモとして、徒然なるままに検証しまとめてみました。日々の暮らしの中で季節感を取り戻しましょう!
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【稲】梅雨が良ければ米のくっちゃく

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 「くっちゃく」とは、稲の根の張り”分げつ”のことです。

 稲作は降水量、日照、気温等に影響され、それらが平年並みであれば豊作が約束されます。

 しかし、降水量は年により変動が大きく、降りすぎて”水害”、降り足らず”干ばつ”となります。

 最近は気象変動が大きく、なかなか平年並みとはいきませんね。

 

【宇和町の田植え 2018.6.12】

平成30年産米の田植え(宇和町)

| 07:35 | comments(0) | - |
【夏】入梅中 辰巳吹けば雨

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 梅雨期間の”うっとおしい天気”は、日本付近に停滞する梅雨前線のためです。

 この前線の上を低気圧が西から東に動いてくると、”辰巳の風”、すなわち南東風が吹き始めます。やがて、そのあと雨が降り始めます。

 あらし山では、この5日〜6日にかけて30mmの雨が降りました。

 

【6月5日の天気図】

2018年6月5日の天気図

| 07:37 | comments(0) | - |
【春】春雨長びけば夏雨かたし

 春の”なたね梅雨”と呼ばれる雨が続くと、その年の夏は雨が降らないので、干ばつの恐れがあるという諺です。ここでいう”夏雨かたし”は、雨の降る確率が高いという見方も、一方であります。これは「天気の周期性」という統計上のもので、ある時期に雨がたくさん降れば、何か月先のある時期は降らないという周期変化の傾向があることを言ったものです。処により違うと思いますが、皆さんの在所ではいかがでしょうか?

 気象庁の三か月予報によれば、今年の7月の降水量は平年より少なく、8月は平年並みとのことです。

 さてどうなりますか?

 

【2018年夏の天候予想(気象庁3か月予報)】

2108夏の天候予想

- | 14:52 | comments(0) | - |
【春】朝焼け、朝虹、その日は雨

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 「虹」は降雨と晴れ間の境でおこり、「焼け」の現象は晴天域内でおこります。

 このことわざは、これらの現象のおこる方位と天気は西から東に移るということを考えあわせたものです。

 下記の画像は、5月12日(土)に旧重信町で行われたジェイ・ウイング・ファームの”麦熟らし”会場で見た朝虹です。

 この日は晴天でしたが、飛行機雲が何筋もでき、翌日は早朝から雨になりました。

 これと反対のことわざに、「夕焼け、夕虹、あすは晴れ」というのがあります。

 虹ができる時間で天気の移り変わりを知るとは、先日の観察力に脱帽ですね。

 

【重信のJ・W・Fで見た朝虹(5月12日”麦熟らし”会場にて)】

5月12日の朝虹(JWF)

| 11:40 | comments(0) | - |
【春】晩に蒸し暑いと雨近し

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 低気圧が東シナ海方面から西日本に近づいてくると、初めに南寄りの風が吹いて海上の水蒸気を運んできます。体感温度でもわかるくらいに気温が昇って蒸してくると、やがて雨になります。

 この夜は蒸し暑く、あらし山では午後に雨となりました。

 

(4月14日の天気図)

気温が昇ると雨

(同日、あらし山の気象状況)

4月14日の気温と降雨

 

 

| 10:57 | comments(0) | - |
【春】朝”もや”の昼日和

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 移動性高気圧の圏内では、明け方は放射冷却によって”もや”や”霧”が出てきます。これらは日の出とともに次第に消滅し青空がのぞいてきます。視程1km未満のものを”霧”1Km以上のものを”もや”と言いますが同じものです。

 

(宇和盆地の”わらぐろ”と朝霧)

宇和町の朝霧

| 10:36 | comments(0) | - |
【春】八十八夜の別れ霜

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 今日は八十八夜です。

 立春から八十八日目ということで立夏も近く、もうこの頃になると霜も心配は不要です。しかし「八十八夜の名残の霜」のように、季節外れの霜で農作物の被害が生じやすい頃なので油断をしないようにという戒めとも伝えられています。

 

(あらし山の山茶)

あらし山の山茶

| 10:26 | comments(0) | - |
【春】朝の”ぼろぼろ”、破れ”へんど”のうね越し

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 早朝降る小雨は日中の好天を約束してくれます。

 お遍路さんにとって、雨の日は雨宿りもできない峠道だが晴天になるので山越えができるという意味です。

 春から夏にかけての季節、朝曇りや朝の小雨くらいは日中はかえって晴れてくれることを言ったものです。

 

(あらし山のツワブキに降った早朝の小雨)

朝のにわか雨

| 10:16 | comments(0) | - |
【春】波状雲は雨の兆し

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 雲の型で明日の天気を予想したものは数多くあり、低気圧が近づいてくると色々の雲が現れます。

 波状雲は、波のような模様があるもので畝雲ともいいます。天気が下り坂のときに現れやすいとも言われ、低気圧や前線の進行方向前面にできやすい雲です。統計的には、巻雲25%、高積雲58%、高層雲55%、層積雲50%が雨になります。

 

波状雲は雨の兆し

 

 波が上昇する所では空気塊の温度が下がるので雲ができますが、下降する所では温度が上がるので雲ができず、

波打ったような形状になるのです。また、波状雲は上空の風と直角方向に伸びることが多いため、上空の風の向きも教えてくれます

 

波状雲の図解

 

 

| 09:29 | comments(0) | - |
【春】晩春の頃 空の青白いは霜の兆し

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 空の青白く見えるのは大陸からの移動性高気圧で乾燥した温度の低い、いわゆる冷たい高気圧のためです。このような高気圧の圏内に入ると夜間の放射冷却も加わって、風も弱いため気温もぐんぐんと下がり霜を見ます。

 

高気圧の覆われて快晴

| 20:27 | comments(0) | - |

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