気象メモ 〜愛媛の天気とことわざ〜

気象予測の進歩はめざましく便利になりましたが、気まぐれな「
空の気分」を読むことの楽しさを忘れていませんか。感性豊かな先人の知恵である「天気のことわざ」を気象メモとして、徒然なるままに検証しまとめてみました。日々の暮らしの中で季節感を取り戻しましょう!
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【秋】十五夜に曇りあれども十三夜に曇りなし

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 今夜は「十三夜」です。十五夜は旧暦8月15日十三夜は旧暦9月13日で約1ヶ月の差があります。

 今年(平成30年)の十五夜は9月24日でしたが、秋雨前線と台風24号の影響のため雨で残念ながらお月夜は見られませんでした。このように十五夜は秋雨の時期で台風シーズンでもあり月夜はあまり期待できないようですが、十三夜は秋の移動性高気圧に覆われてお月夜となる確率が高いようです。かつてNHK松山放送局の週末気象情報を担当していた折に調べると、松山では十五夜の雨は30年のうち9回、十三夜は5回で、十五夜の方が天気が悪いようです。

 十三夜のお月夜といっても月齢は12で満月は24日です。

 十三夜は別名「栗名月」と言われていますが、今年は栗が不作のようです。

 さて、今夜はススキと栗饅頭をお供えしてお月夜を楽しむとしますか。

 

十三夜

【平成30年の十五夜と十三夜の天気図】

平成30年の十五夜と十三夜

 

 

 

| 09:33 | comments(0) | - |
【秋】台風は波がさき

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 台風の中心から発生する”うねり”は、一般の波浪と異なり波長や周期の長い波となって四方に伝達します。この”うねり”の到来により遥か南の洋上にある台風の存在を知り得ました。海に潜る人は、海底の異常な”にごり”に気付いたと言われます。

 

うねりと浮き

【秋】大洋の夕立大しけのもと

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 台風が北上して接近する場合、南岸に停滞する前線を刺激して活動を活発にし、発達した積乱雲から夕立を降らせます。

 この夕立を沖合の海上に遠望して、いち早く台風の来襲を知り警戒しました。

 

海の夕立と積乱雲

【秋】”うねり”は遠方の暴風

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 台風の中心付近で発生した”うねり”は、円弧を描いて四方に伝達します。

 このうち豊後水道を北上して伊予灘から安芸灘に入るものもあります。

 台風が南海上にあれば、伝達してくる”うねり”から逆に台風の接近を知りました。

 

うねり

【秋】”きたごち”から吹き始めた台風はながい

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 台風は、日本の南方洋上の東西に軸を持つ放物線上を南から北に進行します。

 この時の風は北東(きたごち)から吹き始め北に変わって北西から西の吹きかえしとなります。

 下記の図は、記憶に新しい今年の台風24号の状況を現したものです。

 九州を経て高知沖を通過し和歌山に上陸しましたが、この時も北東から北に変わり北西の吹き替えしとなり強風と大雨に見舞われました。最近の台風は勢力が強く、このように台風の左半円でも被害を受けることが多くなりました。台風が通過したと言っても油断は禁物です。

 (注)下の画像は動きます!

 

【平成30年 台風24号】

2018年台風24号

 

 

 

【秋】八月(旧)の潮は棚に上がる

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 現在では、海の潮の干満の潮位(天文潮)や時刻は正確に計算されていますが、昔の人は月を見たり経験から、旧暦八月の大潮時の潮位が1年中で最も高くなることを知って警戒しました。

 旧暦で八月というと現在の暦では9月頃となります。

 この頃、秋台風などで気象潮が加わると一層高くなります。

 

8月の海岸

| 08:59 | comments(0) | - |
【夏】瀬戸の夕なぎ

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 瀬戸内海を中にはさんで中国四国の山脈が東西に走る地形は、海陸風の発達する典型的な場所です。海陸風の交代が朝と夕方の1日2回明瞭に現われ、この夕方の交代時の無風状態は風に涼を求める人々を”うんざり”させます。

【双海の海岸】

夏の双海の海岸

| 08:10 | comments(0) | - |
【夏】夏の海鳴りは台風接近の兆し

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 台風は赤道のやや北寄りの海上で発生して北上してきます。

 この台風の発達段階で発生した「うねり」は、いち早く南岸に達して海鳴りをおこします。

 この海鳴りを聞いて、南の海上に台風の発生を知り警戒しました。

 

台風襲来

| 09:17 | comments(0) | - |
【夏】二八(にっぱち)月の"じびきた”

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 8月は、夏の季節風として南西の風が吹くのが普通です。

 「じびきた」すなわち北風が吹くのは珍しく、何か変わったことがあるぞと警戒したことわざです。

 南の海上に台風が発生して吹く強い北風は、特に警戒されました。

 二八の”は、慣熟語で特に意味はありません

【ダブル台風の日本接近】

2018台風19号&20号

| 09:21 | comments(0) | - |
【夏】空の紺碧、露の兆し

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 夏の夕方、空を見上げると、よく晴れた空の色が明るい青空から紺碧の色に移り変わっていきます。これは大気の上層に冷たい空気が流れ込んでいるためで、この寒気は夜の間に沈降して地上付近の空気を冷却飽和し、水蒸気が凝結して「露」となります。

 

【あらし山の夏の夕方】

夏の夕方紺碧の空

| 14:22 | comments(0) | - |

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