気象メモ 〜愛媛の天気とことわざ〜

気象予測の進歩はめざましく便利になりましたが、気まぐれな「
空の気分」を読むことの楽しさを忘れていませんか。感性豊かな先人の知恵である「天気のことわざ」を気象メモとして、徒然なるままに検証しまとめてみました。日々の暮らしの中で季節感を取り戻しましょう!
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【夏】雷が鳴ると梅雨が明ける

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 一般的に梅雨明けは、太平洋高気圧が優勢となって大陸からの高気圧やオホーツク高気圧を北に押しやってしまう状況になることです。この時期は、梅雨前線も活発になり集中豪雨を起こしたり雷が鳴ったりします。

 梅雨明けの定番のような諺(ことわざ)ですが、今年も例にもれず、今朝30日の6時頃に頻繁に雷が鳴りました。下の図は、この時の雷レーダーの様子です。八幡浜市日土町にある”あらし山”付近で、雷が活発化していることがわかります。

 関東甲信では昨日29日に梅雨明けした模様ですが、四国地方は台風7号が去り、再び太平洋高気圧が張り出してくると梅雨明けになるんでしょうね。そうなると梅雨入りが8日早かった分だけ、梅雨明けも早くなる勘定になりませんか。

 

6月30日6時頃の発雷状況

| 09:02 | comments(0) | - |
【夏】一つ”どんどろ” あとこわい

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 ”どんどろ”は雷鳴のことです。梅雨期頃の空は曇って雲の形などほとんど見えませんが、雷が一つでもなると、そこには雄大な積乱雲がかくれています。やがて、その雲がやってくると異様な風が起こり地軸を流すような”どしゃ降り”がくるということを言っています。

 下記の衛星ひまわりの画像は、今日29日の可視画像です。テレビなどでは赤外画像が主に使われますが、人間の目で見た時と同じ写真で、白いほど厚い雲になります。愛南町にいた時刻の画像で、雷が鳴った時は白くて分厚い積乱雲で覆われていたことが解ります。

 

6月29日の可視画像

| 18:48 | comments(0) | - |
【夏】雨のうちに雷鳴るは雨止みがたし

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 梅雨期に雨の降っている最中に雷鳴の聞こえてくることがあります。上空には発達した積乱雲が停滞している証拠で、梅雨前線の活動が活発になります。集中豪雨が起こるのは、こういう気象状況の時ですから注意が必要です。

 下の図は、今日29日に愛南町で大雨に遭遇した時の”雷レーダー”の様子です。縦の注釈にあるように水色から赤色に変化しているのは降水の様子ですが、黄色の□は落雷黄色の×は雷鳴の発生です。梅雨末期になると太平洋高気圧の縁を通り湿った暖かい空気が大量に入ってくることがあり、雷と大雨に注意が必要です。

 

6月29日の雷レーダー

| 18:23 | comments(0) | - |
【夏】梅雨あけの”ザンザ降り”

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 毎年、梅雨の末期頃にどこかで大雨を降らせます。例年だと7月も10日を過ぎると南の海上には高温多湿な太平洋高気圧が張り出してきてきます。これが梅雨前線と交替するときに前線を刺激して活動が活発になり、集中豪雨になることもあります。

 今日29日は、ちょうどライブの打ち合わせで愛南町に出かけていて大雨に遭遇し、愛南町の僧都地区では12時に23mm、13時に14mm、14時に24mmと、3時間で計64mmの雨が降りました。

 今年は梅雨入りが5月28日と平年より8日も早く、このところ梅雨末期の状態が続いていますが、台風7号の影響もあり”ザンザ降り”に警戒が必要です。

 

【梅雨末期の大雨】2018年6月29日12時の天気図

180629梅雨末期大雨

| 17:49 | comments(0) | - |
【夏】梅雨どき南西風は大雨、北東風は小雨で冷える

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 前線を刺激する主体が太平洋高気圧から吹き出す南西風の時は、時間的には強い雨が降る「陽性の梅雨」。一方、オホーツク海高気圧から吹き出す北東風の時は、冷たい雨が降る「陰性梅雨」と呼んでいました。最近では、あまりこういう言い方は聞かなりましたが、太平洋高気圧からの南西風が入ってくると気温が上がり大雨になり、寒冷渦などの北からの風が入ってくるとシトシトと冷えた雨が降ります。

 下記のグラフは、あらし山の今年の梅雨前半の気象状況です。

 これから、これらが交互に降るような梅雨の気象状況が顕著になるんでしょうね。

あらし山の6月の気象2018

| 08:31 | comments(0) | - |
【稲】梅雨が良ければ米のくっちゃく

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 「くっちゃく」とは、稲の根の張り”分げつ”のことです。

 稲作は降水量、日照、気温等に影響され、それらが平年並みであれば豊作が約束されます。

 しかし、降水量は年により変動が大きく、降りすぎて”水害”、降り足らず”干ばつ”となります。

 最近は気象変動が大きく、なかなか平年並みとはいきませんね。

 

【宇和町の田植え 2018.6.12】

平成30年産米の田植え(宇和町)

| 07:35 | comments(0) | - |
【夏】入梅中 辰巳吹けば雨

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 梅雨期間の”うっとおしい天気”は、日本付近に停滞する梅雨前線のためです。

 この前線の上を低気圧が西から東に動いてくると、”辰巳の風”、すなわち南東風が吹き始めます。やがて、そのあと雨が降り始めます。

 あらし山では、この5日〜6日にかけて30mmの雨が降りました。

 

【6月5日の天気図】

2018年6月5日の天気図

| 07:37 | comments(0) | - |
【春】春雨長びけば夏雨かたし

 春の”なたね梅雨”と呼ばれる雨が続くと、その年の夏は雨が降らないので、干ばつの恐れがあるという諺です。ここでいう”夏雨かたし”は、雨の降る確率が高いという見方も、一方であります。これは「天気の周期性」という統計上のもので、ある時期に雨がたくさん降れば、何か月先のある時期は降らないという周期変化の傾向があることを言ったものです。処により違うと思いますが、皆さんの在所ではいかがでしょうか?

 気象庁の三か月予報によれば、今年の7月の降水量は平年より少なく、8月は平年並みとのことです。

 さてどうなりますか?

 

【2018年夏の天候予想(気象庁3か月予報)】

2108夏の天候予想

- | 14:52 | comments(0) | - |
【春】朝焼け、朝虹、その日は雨

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 「虹」は降雨と晴れ間の境でおこり、「焼け」の現象は晴天域内でおこります。

 このことわざは、これらの現象のおこる方位と天気は西から東に移るということを考えあわせたものです。

 下記の画像は、5月12日(土)に旧重信町で行われたジェイ・ウイング・ファームの”麦熟らし”会場で見た朝虹です。

 この日は晴天でしたが、飛行機雲が何筋もでき、翌日は早朝から雨になりました。

 これと反対のことわざに、「夕焼け、夕虹、あすは晴れ」というのがあります。

 虹ができる時間で天気の移り変わりを知るとは、先日の観察力に脱帽ですね。

 

【重信のJ・W・Fで見た朝虹(5月12日”麦熟らし”会場にて)】

5月12日の朝虹(JWF)

| 11:40 | comments(0) | - |
【春】晩に蒸し暑いと雨近し

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 低気圧が東シナ海方面から西日本に近づいてくると、初めに南寄りの風が吹いて海上の水蒸気を運んできます。体感温度でもわかるくらいに気温が昇って蒸してくると、やがて雨になります。

 この夜は蒸し暑く、あらし山では午後に雨となりました。

 

(4月14日の天気図)

気温が昇ると雨

(同日、あらし山の気象状況)

4月14日の気温と降雨

 

 

| 10:57 | comments(0) | - |

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